なぜシンボルとマントラがレイキで重要なのか?
レイキヒーリングにおけるシンボルとマントラとは
レイキヒーリングでは、手を当てるだけでも十分な癒しが感じられますが、さらに深く、意図的にエネルギーを扱いたいときには、「シンボル」と「マントラ」という重要なツールを活用します。
シンボルとは、目に見える図形であり、エネルギーの流れやその質を変化させる“鍵”のようなものです。この図形を使うことで、エネルギーの方向や強さを調整し、ヒーリング効果を高めることができます。
そして、「マントラ(言霊)」は、そのシンボルを活性化させる“音の波動”。
言葉には強力なエネルギーが宿っており、その音を発することでシンボルの力を引き出し、エネルギーをより精密にコントロールすることができるのです。
このシンボルとマントラを組み合わせることで、ヒーリングはさらにパワフルで繊細なものへと変化します。エネルギーをより意図的に扱い、深い癒しを提供できるようになるのです。
エネルギーの流れを意図的に高める“鍵”になる理由
エネルギーは、意図に反応して動くと言われています。
そして、シンボルとマントラは、その“意図”を明確に宇宙へ伝える役割を果たしてくれます。
単にヒーリングを行うだけでなく、例えば「癒したい場所に集中する」「心のブロックを和らげる」「遠くにいる誰かへエネルギーを送る」など、目的に応じてシンボルを使い分けることで、あなたの意図がより明確化され、より的確で効果的なヒーリングが可能になります。
つまり、シンボルとマントラは「目的に応じたエネルギーの言語」であり、エネルギーを伝えるための強力なツールなのです。
第2・第3ディグリーで教わる理由とその意味
レイキのシンボルとマントラは、「第一ディグリー(初伝)」では登場せず、第二ディグリー(奥伝)および第三ディグリー(神秘伝)で伝授されます。
これには、エネルギーに対する感覚や自己浄化がある程度進んだ段階で、意図を持って活用できるようになるためという理由があります。
第1段階のファーストディグリーでは、健康への道の第1歩として、レイキとつながることを学びます。
本来ですと自己浄化を続けていれば、自然とレイキの流れは良くなり心身ともに癒され、完全なリラックス状態を得られます。
では、なぜこのシンボルやマントラができたかというと、創始者である臼井先生が指導の過程で、なかなか遠隔ヒーリングができない受講生がいたため、シンボルとマントラを用いて不慣れな人でも遠隔ヒーリングができるようにと補助ツールとして考案されました。
いわゆるシンボルとマントラは自転車でいうところの補助輪のような役割です。
レイキの回路が十分に育てば不要となり手放す事ができます。
ですが、西洋レイキの中ではシンボルとマントラを特別な物として指導しているところもあるようです。
本質はレイキヒーリングを行うための補助だと思って間違いありません。
レイキの回路が育つまでは、頻繁に使ってエネルギーの質を向上させましょう。
レイキのシンボルとマントラを徹底解説
レイキのシンボルとマントラはレイキを学んだ受講者のみに公開され、一般向けには非公開とされています。
公開したからといって、特別効果が弱くなるわけではありませんが、秘伝として今まで学んできた方達が大切にしてこられた物ですので、ここで公開するわけにはいきません。
ですが、それぞれのシンボル、マントラの役割はお伝えできます。
すでに学ばれた方は、ぜひ更なる活用のヒントを見つけてください。
第一のシンボル:パワーシンボルの意味と使い方
第一のシンボルは、一般的に「パワーシンボル」と呼ばれ、エネルギーを集中させたり、増幅させたりする効果があります。
このシンボルは最も基本的なもので、セルフヒーリングや他者ヒーリングの前に使うと、手のひらから流れるエネルギーがしっかりと強まるのを感じる方も多いです。
さらに、マントラを唱えながら空中や手のひらにシンボルを描くことで、
その空間や自分自身が“クリア”になり、ヒーリングに集中しやすい状態を整えてくれます。
シンボルとマントラが一体となることで、エネルギーの流れがよりスムーズに、高まっていきます。
第1シンボルの特徴としてエネルギーを送る方向性が強化されます。
ぜひヒーリングの前に活用してヒーリングの質を高めましょう。

商売をされている方で、お客さんからの問い合わせが増える方法をお伝えします。
僕の整体業の場合
手順1:受付の電話に第1シンボルを書きながらマントラを三回唱える。
手順2:「予約の電話がじゃんじゃん鳴る電話になりました!ありがとうございます」と言いながら電話にレイキを流す。
手順3:電話回線を通して近隣すべての電話やスマホにレイキが届くようにイメージする。
手順4:フッと手が軽くなったら終了
こうして、予約電話がジャンジャンかかってくるようになりました。
ぜひ、試してみて!
第二のシンボル:調和と癒しのシンボルの役割
第二のシンボルは「調和のシンボル」とも呼ばれ、
主に心の癒しやトラウマ解消、人間関係のバランスを整えるのに用いられます。
このシンボルを使うことで、感情的なブロックや過去の傷が穏やかにほどけていくような感覚を得る方もいらっしゃいます。
ヒーリングの際には、心、ハートに向けてやさしくこのシンボルを送り込むような意識で使うとよいでしょう。
シンボルはマントラとセットで使います。
シンボルとマントラの力を借りて、心の中に穏やかな波動を広げていくことができます。

困りごとの相談や人の愚痴を聞くとき、この第2シンボルを活用してみましょう。
利き手の人差し指で小さくシュシュっと第2シンボルを書いてマントラを唱えます。次に第1シンボルを先ほど書いた第2シンボルに被せながら、そのまま愚痴っている相手の胸に向かって第1シンボルとマントラを唱えます。
すると相手のハートに第2シンボルがダイレクトに届きます。
こうすることで、愚痴が穏やかになったり、相手の愚痴が気にならなくなります。
さらに、愚痴が始まったら、青いオーラをフワリと被るように自分を覆います。
そして、自分の胸に第二シンボルを書いてマントラを唱えます。これで自分のハートを保護する事ができるので、愚痴によってあなたの体調や心が影響を受けにくくなります。できる事なら、他人の愚痴は聞かない方がいいですね!
第三のシンボル:遠隔ヒーリングの鍵となる神秘性
第三のシンボルは、時空を超えてエネルギーを送る「遠隔ヒーリング」の技法に欠かせない存在です。
離れている相手や、過去・未来といった“物理的に今ここにいない存在”に対してエネルギーを届けたいとき、このシンボルが活躍します。
使う際は、受け取り手の名前や状況を心に描きながらシンボルを書き、マントラを三回唱えます。
慣れてくると、「確かに届いた」という感覚が育ってきます。
このシンボルを使うことで、レイキの可能性が一気に広がり、
エネルギーを時間や距離を超えて活用する新たな扉が開かれます。
何度も遠隔ヒーリングをしていると、シンボルもマントラも必要なくなります。
その状態になるまでは、意識して使うようにしてみましょう。
遠隔ヒーリング自体、時間がかかることではありませんので、身内に協力してもらって、遠隔ヒーリングの練習をしましょう。
どうしても相手がいない場合は、「20分後の自分に」と条件をつけて遠隔ヒーリングしてみてください。すると20分後にあなた自身にレイキエネルギーが流れ始めます。
第四のシンボル:マスターシンボルの本質とスピリチュアルな意味
第四のシンボルは「マスターシンボル」とも呼ばれ、第三ディグリーで伝授される最も神聖なシンボルです。
このシンボルは、自己の本質や宇宙意識との深いつながりを象徴し、スピリチュアルな覚醒や魂の成長をサポートする力があります。
日常的なヒーリングよりも、瞑想や自己統合、エネルギーのチューニングなどに用いられることが多いです。
このシンボルに触れることは、レイキの本質的な深さに触れる旅のはじまりでもあります。

豆知識
伝統霊気では、この第4シンボルはありません。
第三ディグリー(神秘伝)は創始者の臼井先生から認められた人が受ける事ができるマンツーマンコンサルのようなものだったと言われています。
その時に示された指針がこの「マスターシンボル」になったようです。
実践的な使い方と効果を高めるコツ
シンボルの描き方とマントラの唱え方
シンボルは空中に描いたり、手のひらや身体の上にイメージしたりして使います。正確な形を描くことも大切ですが、そのシンボルの意味と目的を意識する事です。
そうすることで、エネルギーの流れがよりはっきりと感じられるようになります。
マントラは声に出しても、心の中で唱えてもOK。繰り返すことでその音の波動が場を浄化し、シンボルを活性化させるのです。

また練習として、目の前にシンボルを書きマントラを三回唱えてください。
練習の時は声に出してマントラを唱えましょう。
すると目の前のシンボルが固有の振動を発します。
マントラを唱えた後に、シンボルを両手で優しく包んで触れてみてください。
そうすることで、それぞれのシンボルの響き方の違いがわかってきます。
最初のうちは分からなくても、何度か練習しているうちにわかるようになりますので、チャレンジしてみてください。
実践時の心構えと集中のポイント
シンボルとマントラを使う際は、「ちゃんとできているかな?」と不安になるよりも、「信じて任せる」ことが大切です。
レイキは“宇宙のエネルギー”であり、私たちはその流れの媒介役。
うまくやろうとするよりも、静かに呼吸を整え、「今、この瞬間」に意識を置くことで、エネルギーは自然に流れ始めます。
深呼吸を数回行い、心を落ち着けてから始めると、ヒーリングの質が格段に変わってきますよ。
また実践者が増えれば増えるほど、社会通念意識が強まり、シンボルとマントラの効果が高くなります。
あなたが使うことで、全世界の実践者がより活用しやすくなるのです。
あなたが行うヒーリングのために、そして全世界のレイキヒーリング実践者のためにもシンボルとマントラを使ったヒーリングを練習していきましょう。
日常に活かす!セルフヒーリングや場の浄化での応用
シンボルとマントラは、ヒーリングの場面だけでなく、日常生活の中でも大いに活用することができます。
たとえば、朝起きたときに自分自身に第一・第二シンボルを使ってエネルギーを整えたり、
仕事の前に、空間にパワーシンボルを描いて場を浄化したり。
寝る前の瞑想で、マスターシンボルを使って心を静かに整え光に包まれるのもおすすめです。
こうした小さな習慣を日々の中に取り入れることで、レイキは“特別な時だけの技術”から、“生き方の一部”へと変わっていきます。
シンボルとマントラで広がるレイキの可能性
エネルギー感覚が深まり、ヒーリングが豊かになる
シンボルとマントラを使うことで、レイキのエネルギーはさらに繊細に、そして力強く広がっていきます。
最初のうちは
「本当に変化しているのかな?」
と感じるかもしれません。
でも、繰り返し使っていくうちに、
「なんだか流れが変わった気がする」
「深くまで届いている感じがする」
そんな感覚が、少しずつ自然に育っていきます。
それは、あなたのエネルギー(波動)が整ってきたサイン。
日々のヒーリングがより実感を伴うものへと変化し、自分自身はもちろん、クライアントに対してもより深く、やさしい癒しを届けられるようになるでしょう。
自分と宇宙のつながりを感じるレイキの深まり
第四のシンボルである「マスターシンボル」書きマントラを唱えたとき、多くの人が感じるのは「自分が宇宙とつながっている」という感覚を抱きます。
それは単なるエネルギーワークではなく、スピリチュアルな自己認識の目覚めでもあります。
マントラを唱えるたびに、あなたの内側にある静けさと、宇宙からの愛と調和のエネルギーがやさしく共鳴し合います。
すると、なんとも言えない安心感、「ここにいていいんだ」という深い感覚に包まれていくでしょう。
レイキの学びは、ヒーリングの技法を超えて、魂そのものを育てていく道でもあるのです。
今日から始めるあなたへのメッセージ
シンボルやマントラは、使えば使うほど馴染み、あなた自身のエネルギーと響き合っていきます。
最初は、よくわからなくても大丈夫。
ピンとこなかったり、感覚がつかめなかったりするのは自然なことです。
でも、大切なのは「使ってみよう」と思ったあなたの気持ちです。
本の少しの気持ちが、レイキのエネルギーを動かす原動力になります。
今日から、少しずつで構いません。
日常の中にレイキを取り入れてみましょう。
たとえば、静かな時間にシンボルを描いて、マントラをやさしく唱えてみる。
そんな小さな行動が、
あなた自身を癒し、そして周囲の世界にもやさしい光を広げていくのです。
そして、いつの日かシンボルを手放す時が来るまで、使い続けてください。
まとめ:シンボルとマントラは、レイキを深める“鍵”
レイキヒーリングのシンボルとマントラは、ただの技法ではなく、エネルギーを目的を持って動かす「神聖な道具」です。
パワーシンボルでエネルギーを集中させ、調和のシンボルで心を癒し、遠隔のシンボルで空間を超え、マスターシンボルで魂と宇宙を結びます。
最初は感覚がわからなくても大丈夫。
大切なのは、毎日少しずつ、意識して使ってみること。
日常の中にシンボルとマントラを取り入れることで、レイキは「技法」から「生き方」へと変わっていきます。
あなたの手の中には、すでに癒しの光があります。
今日から、その光を信じて使ってみてくださいね!
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