ヒーリングでエネルギーを感じるには?敏感になる方法と日常での実践法

ヒーリングエネルギーを感じるには?敏感になる方法 ヒーリング基礎知識

ヒーリングに興味を持ち始めたとき、よく耳にするのが「エネルギーを感じる」という言葉。
けれど、「エネルギーって本当に感じられるの?」「自分にはそんな感覚がないかも…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

実は、ヒーリングのエネルギーは特別な人だけが感じられるものではなく、誰の中にも流れている自然な力です。

ただ、現代社会の忙しさやストレスの中で、私たちはその繊細な感覚を置き去りにしてしまっているだけなのです。

この記事では、ヒーリングにおける「エネルギー」とは何かをわかりやすく説明しながら、エネルギーに敏感になるための方法、そして日常生活の中で感覚を育てる実践法をご紹介します。

感じ方に正解はありません。
あなた自身の感覚を信じ、優しく開いていくことで、ヒーリングの世界はもっと深く、心地よいものになっていくでしょう。

ヒーリングでいう「エネルギー」とは何か?

スピリチュアルだけじゃない、エネルギーの基本的な考え方

ヒーリングというと「目に見えないからスピリチュアルで曖昧」と思われがちですが、実はエネルギーという概念は多くの文化や医療にも根ざしています。

東洋医学では「気」、インドでは「プラーナ」、中国では「氣功」、ハワイでは「マナ」と呼ばれ、体の不調はエネルギーの滞りから起こると考えられてきました。

また、現代でも一般的な生活の中で普通に使われて活用しているエネルギー。
わかりやすいのは、「電気」ですよね!
簡単に言えば、エネルギーとは「仕事をするために必要な力」のことです。
では、仕事とは、物を動かしたり、熱や光を出したり、音を出したりすることです。
その仕事をするために、電気やガソリン、ガスなどのエネルギーを使って仕事をするわけです。

エネルギーとはスピリチュアルな世界だけで語られるものではなく、私たちの生活と深く関わっている大切なテーマなのです。

僕は「学(まなぶ)」という名前で、高校生の時は「まな」と呼ばれていました。
今こうしてヒーリングのことを綴っていますが、ハワイの言葉で「マナ(mana)」は生命力、エネルギー、神秘的な力、魂を意味する言葉です。まなと呼んでくれた友人達は今になって思うに「その道に進むんだよ」と潜在意識に語りかけてくれたのかな?と思います。

私たちの体と心に流れるヒーリングエネルギー

私たちの体や心には、常にヒーリングエネルギーが流れています。
ヒーリングとは「治す」とか「癒す」という意味があります。

エネルギーは仕事をするために必要な力といいましたよね?
ということは、ヒーリングエネルギーとは「治すために必要な力」「癒すために必要な力」と言い換えることができます。

治す、癒すという仕事をするために必要な力を「ヒーリングエネルギー」と呼びます。

これは単なる言葉遊び的な表現ではなく、呼吸・血流・神経・感情など、すべての働きを支えている見えない力ともいえるものです。

元気なときはこのエネルギーがスムーズに流れ、気分も明るく、体も軽く感じられます。
一方で、ストレスや不安、疲労がたまると、その流れが滞り、心も体も重く血流も少なくなり、消化器官もうまく動かなくなるのです。

ヒーリングでは、このエネルギーの流れを整え、自然治癒力を高めていきます。
つまり、ヒーリングエネルギーは私たちの健やかな日常に欠かせない土台といえるのです。

なぜ感じられない人がいるのか?よくある誤解

ヒーリングエネルギーが感じられない」と悩む人も少なくありませんが、それは感受性が鈍いのではなく、単に「あなた流の感じ方を知らないだけ」です。

たとえば、手のひらが温かくなったり、ピリピリとした感覚があったり、体がふっと軽くなるなど、人によってエネルギーの感じ方はさまざまです。

また、日常生活の中で緊張状態が続いていると、心身がこわばり、微細な感覚をキャッチしづらくなります。

無理に感じようと力むのではなく、リラックスしながら感覚に意識を向けることで、少しずつエネルギーに敏感になっていきます。

「感じられない=センスがない」は間違いです。そんな思い込みは、手放して大丈夫です。

ヒーリングエネルギーを感じるための基本

五感を使ってエネルギーをキャッチする練習

エネルギーは目で捉えることも可能です!
このように言うと「えっ、本当ですか?」と言われますが、本当です。

あなたは、雷を見たことありますよね?
あれは大気の摩擦が生んだ高圧の電気エネルギーです。

空気中から放電される時に稲光として見えるわけです。
ただ、雷のような大きなエネルギーでなくても、目の前にある空中に漂う「気」も見ることができます。キラキラ輝いてとても綺麗です!初めて見た時は感動して心が震えました。

見る方法は拙著「魔法使いの教科書」(Amazon Kindle unlimited)で紹介していますので、ぜひご確認ください。アンリミテッドに加入していたら無料で読めるのでぜひ。

さて、エネルギーは見ることもできますが、「感じる」ことも誰にでも可能です。
そのためには、五感—視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚—を意識的に使う練習が効果的です。

たとえば、手のひらを10cmほど離して向かい合わせにし、ゆっくり近づけたり離したりしてみてください。その間に、ピリピリ、じんわりとした感覚や、磁石のような反発を感じたら、それがエネルギーです。

このように、手で感じるだけでなく、聴覚や味覚、嗅覚や視覚で感じることもあります。

聴覚だと、エネルギーを感じるとキーンと言うような音を感じるようです。音も波動ですから当然ですよね。Hzで表す音域によって聞こえる音が変わります。

また味覚だと、甘い、辛い、苦いなど、嗅覚だと良い香り、臭いなど、鬼滅の刃の竈門炭治郎は臭いで気配を感じてましたね!視覚はオーラの色や幅などでエネルギーを感じます。さて、あなたはどの感覚が優位でしょう?

あなた自身が、体感覚優位なのか?聴覚が優位なのか?どの感覚が優位なのかによって感じ方が変わりますので、あなたが一番感じやすい方法でエネルギーを感じてみましょう!

一番多い感覚は触覚です。
触覚には、圧、熱などを感じますので、温かい、ひんやり、跳ね返る感じ、ピリピリ、ジンジン、感じ方も人それぞれなので、自分がどんな感じ方をするのか手を近づけたり、離したりして探ってみてください。

他にも、自然の中で風を感じたり、鳥のさえずりに耳を澄ませることも感度を育てる良いトレーニングです。
こうした「感覚に気づく」練習を日常に取り入れると、ヒーリングエネルギーを受け取る力も高まっていきます。

エネルギーを感じやすい時間帯と環境

エネルギーを感じやすいのは、心が静まりやすい「朝起きたばかりの時間」や「夜眠る前のリラックスタイム」これらの時間帯は脳波がα波やθ波に近づいており、感覚が繊細になるため、エネルギーにも気づきやすくなると言われています。

が、僕は感じやすい時間帯は特に意識したことはありません。
朝と夜って思うと潜在意識に刷り込まれるので、そうではなくいつでも感じられるんだと思っておきましょう。

ただ、場所は大切です。できるだけ静かで、心地よく整えられた空間が理想です。
お気に入りのアロマを焚いたり、間接照明のやさしい光にするなど、五感がリラックスできる環境を整えましょう。

特に「安心できる空間」は、感覚を開くうえでとても重要です。
僕の場合は自然に囲まれた場所はエネルギーを感じやすいですし、エネルギーを取り込んだり放出する時も、自然に囲まれている方がスムーズに大量のエネルギーを扱うことができます。

京都の鞍馬山に行って本殿の前で空間に目を向けると、とても多くのエネルギーを見ることができました。空気も澄んでて体がモゾモゾ動き出したくなる、そんな感じでした。

この、モゾモゾ動きたくなる感じは体の治癒力が働いて調整しようとしている時によく起こる現象です。

まとめると、無理に頑張らず、あなた自身が心地よくいられる時間帯と場所を選ぶことです。
エネルギーを自然に感じられるようになっていきます。

さらに「自分の内側」を静かに観察してみる

ヒーリングエネルギーを感じる時、外の世界に答えを求めるのではなく、自分の内側に意識を向けてみましょう。
私たちは日々、頭の中が思考でいっぱいになっていることが多く、感覚に気づく余裕がありません。

五感を働かせたくても、多くの情報に晒されているためエネルギーを感じるために五感を活用しにくくなっているのです。

まずは静かな場所で椅子に座るか、横になって、目を閉じてみましょう。
そして「いま、どんな気分?」「身体のどこが温かい?冷たい?」といった問いかけをして、自分の感覚に意識を向けていきます。

5分でもいいので、1日1回、自分と静かに向き合う時間を取ることで、少しずつ内側のエネルギーに気づけるようになります。
これはヒーリングの土台作りにもなり、エネルギーを受け取る感度を高める大切な習慣です。

エネルギーに敏感になる方法

呼吸と瞑想で「感覚のチャンネル」をひらく

呼吸はエネルギーを巡らせる最もシンプルでパワフルな方法です。
腹式呼吸や胸式呼吸にはこだわらず、鼻から吸って鼻口どちらでも良いのでゆっくり長くはきましょう。深くゆったりした呼吸は、心と身体を静めてくれます。

このとき、一緒に瞑想を取り入れると、感覚がさらに研ぎ澄まされていきます。
「ただ呼吸に意識を向けるだけ」でOK。頭の中の雑音が減って、感覚の“チャンネル”が開かれていきます。

数分の呼吸と瞑想の時間を、毎日続けることで、自然とエネルギーへの感度も高まり、
ヒーリング中の体感や直感も、徐々にクリアになっていくでしょう。

身体感覚に意識を向けるボディスキャン法

ボディスキャンは、横になって身体の部位ひとつずつに意識を向けていく瞑想の一種です。
「頭→顔→肩→腕→胸→お腹→脚→足」と順に、注意を向けて感覚を感じてみましょう。

重さ、温度、緊張、じんわりした感覚など、感じ取れるものは何でもいいのです。
この方法を続けると、普段は無意識に流してしまう微細な感覚にも敏感になります。

特に、ヒーリング中に身体のどこにエネルギーが流れているかを感じ取る練習にもなります。
静かな場所で1日10分、リラックスしながら取り組んでみましょう。

日常で波動を整えるためにできる小さな習慣

波動を整えるには、「心地よい状態を保つ」ことが大切です。
そのためにおすすめなのは、小さな「気分を上げる習慣」を日常に取り入れること。

たとえば、朝の散歩、好きな音楽を聴く、香りのよいお茶を飲む、部屋を整えるなど。
これらは一見些細ですが、心と身体のエネルギーに大きく影響します。

また、SNSやテレビなどで不要な情報を取りすぎないことも波動管理には有効です。
自分が「心地よい」と思える時間を意識的に増やすことで、エネルギー感度が安定して育っていきます。

実際にヒーリングを体験するには?

セルフヒーリングで練習してみよう

ヒーリングのエネルギーを感じるには、まず自分自身で体験してみることが近道です。
セルフヒーリングは、手を身体に当てるだけでOK。特に胸やお腹、額など、落ち着く場所に手を当ててみましょう。

目を閉じて、呼吸を整えながら、「ここにあたたかいエネルギーが流れている」と意識してみてください。
最初は感覚がわからなくても大丈夫。続けていくうちに、じんわりとした温かさや安心感を感じられるようになります。

手から出るエネルギーは、意図と集中によって強まりますが、難しく考えずに手を当てて気持ちいな〜って思うだけで十分です。
その、「気持ちいいなぁ〜」って感じる感覚が、エネルギーを感じている証拠です。

一人でもできるセルフヒーリングは、日常的に練習しやすい方法です。

信頼できるヒーラーのセッションを受けてみる

自分ではなかなかエネルギーを感じにくい場合は、信頼できるヒーラーのセッションを体験してみるのもおすすめです。
プロのヒーリングでは、エネルギーの流れが明確に感じられることが多く、自分の感覚を知る良いきっかけになります。

セッション中には、温かさや軽さ、涙が出る、眠気を感じる、心が落ち着くなど、さまざまな反応が起こることがあります。
こうした体験を通して、「エネルギーってこういうものなんだ」と、実感できるようになります。

口コミや紹介などで信頼できるヒーラーを選び、自分に合うスタイルを見つけていくのも楽しみのひとつです。

体感は人それぞれ、自分なりの感覚を育てよう

ヒーリングエネルギーの体感は、人によって本当にさまざまです。
ピリピリした感覚、温かさ、空気が重くなる感じ、何も感じないことも含めて、どれも「正解」です。

最初からはっきり感じる人もいれば、時間をかけて少しずつ育っていく人もいます。
大切なのは、他人と比べず、自分のペースで感覚を育てていくこと。

「これが私のエネルギーの感じ方なんだ」と、自分自身と信頼関係を築くことが、ヒーリングの醍醐味でもあります。
焦らず、自分なりのプロセスを大切にしていきましょう。

まとめ|感じる力は育てることができる

エネルギーは、特別な人だけが感じられるものではありません。
誰の中にもすでに流れていて、その感覚は意識と練習によって育てることができます。

日々の呼吸、五感を使った観察、波動を整える習慣。
これらを生活の中に取り入れることで、エネルギーに対する感受性は自然と高まっていきます。

自分の感覚に耳を澄ませることは、心と身体のバランスを整え、人生全体に優しさと調和をもたらしてくれます。

ヒーリングは、外から何かを得るのではなく、自分の内側と深くつながっていくと、どんどん自信が持てるようになります。
あなたらしい「感じ方」を楽しみながら、エネルギーの世界を味わっていってくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました